意匠権

「紙を斜めにせずに書きたくなる錯覚を利用したデスクマット」

文字を書く際に、紙を斜めに置く人をよく見ます。

特に、このような姿勢で机に向かっている青少年を見かけると、骨盤や背骨への影響が心配でなりませんでした。

そこで、「フレーザー錯視」の原理を応用し、サッカーボールには白を主色としたものと黒を主色としたものを交互に並べ、サッカーボールの赤道戦付近に白黒の斜めの帯を施すことで生じる、鋭角過少錯視を利用することにしました。

この錯視の効果により、サッカーボールは水平に並べられているのにも関わらず、右肩下がりに並べられているかのような感覚に陥ります。

机の上に敷いた本物品の上で物書きをすることで、たとえ紙を水平においていたとしても、紙の水平辺と見かけ上右肩下がりなサッカーボール列との相対的な角度を感じられるため、紙の過度な傾けを抑制し、筆記者が利き手側上がりに紙を置いて書く癖、ならびにそれによって引き起こされる背骨の歪みを矯正することができます。

錯視効果をもたらすものは長時間見続けるには不快なものが多いため、サッカーボールの模様を用いることで小さい子どもでも親しみやすいように工夫しました。

意匠登録1678866号

登録日: 2021年1月21日

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